2022年12月2日「渡辺 徹(わたなべ とおる)」さんが死去していたと報じられました。
俳優、歌手、タレント、司会者として長年活躍されてきた渡辺徹さんが死去した原因は何だったのでしょうか?
「糖尿病で人工透析」&「病歴は数えきれない?」という噂が聴こえてきますが、真相は!?
…ということで、ここでは渡辺徹さんについて、詳しく調べていきたいと思います。
・プロフィール
引用元 https://twitter.com/
名前 渡辺 徹(わたなべ とおる)
生年月日 1961年5月12日
没年月日 2022年11月28日
没年齢 61歳
出生地 茨城県古河市
死没地 東京都
身長 180cm
血液型 A型
事務所 文学座映画放送部
・死去した原因は…?
「太陽にほえろ」でドラマデビュー。
俳優以外にも歌手やナレーターなど、幅広く活動してきた渡辺徹さん。
2022年11月28日・午後9時1分、亡くなっていたと報じられました。
突然のニュースで驚きましたね!
61歳という若さで逝去された原因について、調べてみました。
12月17、18日、和歌山県内で行われる朗読公演「渡辺徹の音楽付き朗読公演」に出演する予定だったという渡辺徹さん。
11月20日に腰痛や発熱等の症状が出て検査を受けたところ「細菌性胃腸炎」と診断され、入院し治療を続けていたとのことです。
死去の原因ですが「敗血症」とのことです。
渡辺徹さんの場合、最初の診断で発見された”細菌”の影響で臓器不全を起こして命を落とされた…と推測されます。
葬儀・告別式はすでに身内で執り行われていて、後日関係者が参列できるお別れ会を予定しているそうです。
逝去から数日経ってからの報告というのは、御本人やご家族の考えがあってのことでしょう。
ドラマ「風の中のあいつ」「気になるあいつ」の共演がきっかけで、1987年に結婚した2歳年上の妻「榊原 郁恵(さかきばら いくえ)」さんとの間には2人のお子さんがいます。
長男「渡辺 裕太(わたなべ ゆうた)」さんは俳優、次男「渡辺 拓弥(わたなべ たくや)」さんは父と同じ「文学座」の劇団員をされています。
二人とも30代。
成人しているとは言っても、まだまだお父さんに色々と頼ったり、芸能界の先輩・人生の先輩として教えてほしかったことがあったに違いありません。
・糖尿病で人工透析…?
「地球ドラマチック」日本語版ナレーターや、最近では舞台「今度は愛妻家 THIS TIME IT'S REAL」出演など元気な姿を見せてくれていた渡辺徹さん。
「役作りのために、73㎏までダイエットした」ということで、かなり小柄になられた姿が印象的でしたが…もしかすると体調不良の影響もあったのでしょうか!?
「糖尿病で人工透析」という噂が聴こえてきます。
真相について、調べてみました。
渡辺徹さん、2月には京都・南座で上演していた喜劇「有頂天作家」に出演していました。
帰京後、新型コロナウイルスに感染した出演者がいたということで、念のためPCR検査を受けたところ陽性だったそうで…
荷ほどきを手伝った榊原郁恵さんと揃って、陽性になってしまった…と明かしていました。
その際のコメントの中に「糖尿病の基礎疾患があり、重症化リスクが高いということで保健所から入院の指示があった」とありました。
調べてみたところ、渡辺徹さんが糖尿病と診断されたのは30歳の時だそうです!!
膵臓から出るホルモン”インスリン”がうまく働かないことによって血液中を流れるブドウ糖という糖(血糖)が増えてしまう病気で「1型・2型・妊娠糖尿病・その他」に分類されるのですが、渡辺徹さんの場合は「2型糖尿病」と診断を受けていたと言います。
糖尿病と診断された頃、渡辺徹さんは料理番組「料理天国」にレギュラー出演していました。
高級料理をお腹いっぱい食べ、持参した容器に詰めて持ち帰るほどだったと言いますから、食べることが楽しみだったことがわかります♪
”食”というご自身の趣味とも言える料理番組!
美味しそうに食べて盛り上げていらっしゃいましたが…
ある日の収録中、具合が悪くなり検査したところ、正常値が100以内と言われている血糖値が600もあったと言います(汗)
大食い系の仕事が多かったこともあり、体重は増えに増えてマックス130kgあったそうですから、身体には負担が蓄積されていたのでしょうね。
榊原郁恵さんが食事のサポートをおこなっていたものの腎機能が低下し慢性腎不全となり、2016年頃からは人工透析を受けていたとのことです。
”人工透析”は体内に蓄積した余分な水分や塩分や老廃物を取り除き血液を浄化することで、腎臓の働きを補う治療法。
一回の治療時間は4~5時間!
それを週3回と言いますから、仕事を抱えながら大変な生活だったことでしょう。
40代以上の4人に一人は糖尿病…と言われるほど急増している病気で、生活スタイルなど環境だけでなく遺伝因子も関係していると言われています。
あらためて自分の身体を知って体調をしっかり整えていきたいですね。
・病歴は数えきれない…?
「第2の中村 雅俊」と言われていた渡辺徹さん。
誰からも愛されるキャラクター、穏やかな語り口調が人気でした。
糖尿病ということもあり体調管理には気をつけていたようですが、数え切れないほどの病歴があると言います!
これまでの健康状態について、振り返ってみたいと思います。
子供の頃から肥満気味だったそうで、若い頃には1日6000キロカロリーも摂取していたんだとか。
何にでもマヨネーズをかける”マヨラー”だったことも明かしていました。
人工透析を受ける患者さんは、エネルギー・食塩・水分の摂取量でかなりの制限がありますから、本人だけでなく家族も大変な苦労だと言います。
榊原郁恵さんが食生活を管理してくれるも「地方ロケに出かけると暴飲暴食をしてハメをはずすことがある」と告白していました(汗)
2012年4月には「虚血性心疾患」(動脈硬化や血栓で心臓に十分な血液が送られなくなってしまう病気)で入院し、手術。
2021年5月には、心臓の弁の狭窄によって心臓から血液が送り出しにくくなる「大動脈弁狭窄症」の手術を受けていたとのことです。
退院後は心臓を強化するためのリハビリを受けていたんだとか。
腎臓の機能が低下すると体内をめぐる血液の量が増加し心臓に余分な負担がかかるため、人工透析の治療を受けている人は心不全を起こすことが多いと言われています。
数え切れないほどの病歴に大変な思いをされていたと思いますが、しっかりと必要なケアを受けていたので芸能活動を続けてこられたものと感じます。
食べることが好きなだけに食事制限は辛かったと思いますが、榊原郁恵さんに対して「よくやってくれてますね。ありがたい。」と感謝の言葉を口にしていたこともありました。
渡辺裕太さんは「野菜ソムリエ」の資格を取得されているそうで、家族一丸となって闘病されていたのだろうと思います。
この先、榊原郁恵さんと渡辺裕太さんが会見を開く予定があるそうで、家庭での過ごし方やたくさんの思い出が語られることでしょう。
数え切れない病気に直面され不安も多かったと思われますが、家族や多くのファンに愛され素晴らしい人生を過ごされた渡辺徹さんのご冥福をお祈りします。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。