日本代表MFで今年8月にオランダの名門「PSVアイントホーフェン」に入団した堂安律選手。
堂安律選手は、海外メディアから「日本のメッシ」と言わしめるほどの選手で、「ドウアンは最高級のテクニックを持っている。」
「加速力、ゲームビジョン、ドリブル、正確無比なシュート……。」
「そのキャラクターはメッシに似ている。実際、ペップ・グアルディオラ(マンチェスター・シティ監督)は熱視線を送っている」と、将来的にビッグクラブから声が掛かってもおかしくないと言われています。
また、堂安律選手は、オランダに渡り所属した「FCフローニンゲン」「PSVアイントホーフェン」では、両クラブ出身でレジェンド選手のアリエン・ロッベン選手と比較されることが多いようです。
このことが影響してか、ネット上では「上手いと勘違い」しているなど、かなりきつい表現でプレーを批評されているようです。
これは一部の日本人ファンからの評価なんですが、海外(メディアではなく熱狂的なファン)ではどんな評価なんでしょうか?
ということで、今回は堂安律選手について色々と調べてみました!!
・プロフィール
名前 堂安律(どうあん りつ)
生年月日 1998年6月16日
現年齢 21歳
出身地 兵庫県尼崎市出身
身長 172cm
体重 70kg
所属クラブ PSVアイントホーフェン
ポジション ミッドフィールダー
兄(堂安憂選手)が地元のサッカークラブに所属しており、3歳の頃にその練習についていったことがきっかけでサッカーを始めました。
小学生時代は浦風FCに所属していて途中から西宮SSに所属。
中学進学時にガンバ大阪、セレッソ大阪、名古屋グランパスエイトからオファーを受け、ガンバ大阪ジュニアユースに入団。
セレッソ大阪からのオファーを断った理由は、小学校4年生の時にセレッソ大阪のセレクションを受け不合格になったことで「セレッソからオファーが届くような選手になっても1秒で断る」と決めたことから。
ジュニアユース時代の2012年に史上初となるU-15年代全国3冠を達成しました。
ガンバユースでは左右両方をこなせる攻撃的MFとして早くから頭角を現し、レフティでフィジカルが強いことから同様の特徴を持つガンバユース出身の家長昭博2世(川崎フロンターレ)と称されました。
2015年6月3日、J1第10節の鹿島アントラーズ戦で宇佐美貴史選手の記録を塗り替える16歳11カ月18日でクラブ史上最年少Jリーグデビューを果たしました。
2016年、ガンバ大阪U-23でJ3第2節のグルージャ盛岡戦で公式戦初得点。
その後得点を重ね、J3リーグ得点ランキング暫定首位に立ちました。
同年7月にオランダリーグの名門・PSVアイントホーフェンからオファーを受けましたが、海外クラブで思うような結果を残せなかった宇佐美選手や長谷川健太監督のアドバイスを受けガンバ大阪残留を決断。
12月1日、アジア年間最優秀ユース選手賞を受賞。
2017年4月21日、J1第8節の大宮アルディージャ戦でJ1初得点を含む2得点を記録。
2017年6月、オランダ1部のFCフローニンゲンに翌年6月末までの期限付きで移籍。
リーグ戦で9得点、カップ戦で1得点を決め、シーズン10得点を達成。
これは同クラブでアリエン・ロッベンが2001-2002シーズンに記録した8得点を上回り「ロッベン以上の才能」と報道されました。
その後マンチェスター・シティから共同保有のオファーを受けましたが、フローニンゲンがこれを拒否。
最終的には、ガンバ大阪からフローニンゲンに移籍金200万ユーロ(約2億6000万円)で完全移籍することで合意しました。
2年目となる2018ー19シーズンでは、背番号を25から7に変更し年俸4,000万円に。
リーグ戦に32試合出場し5得点。
2019年8月、PSVアイントホーフェンに移籍金1000万ユーロ(約11億7000万円)で移籍。
クラブ史上初の日本人選手でスアレスやロッベンよりも高額な移籍金だったことが話題に。
9月14日、第6節のフィテッセ戦で途中出場から移籍後初出場を果たし、9月29日、第8節のPECズヴォレ戦で途中出場から移籍後初得点を決めました。
2014年にU-16日本代表に選出されると各年代で中心選手として活躍。
2018年8月30日、キリンチャレンジカップに挑む日本代表に初招集され、9月11日の対コスタリカ戦でA代表初出場を果たしました。
MF中島翔哉選手、MF南野拓実選手と組む2列目の“新ビッグ3”は、森保一監督が推す攻撃の新基軸にまで成長おり、東京五輪では攻撃の中心として期待されています。
・熱愛彼女と結婚していた…?
堂安律選手は結婚されているのでしょうか?
21歳ですと、まだ結婚するには早いと思われるもかもしれませんが、本田圭佑選手が22歳、岡崎慎司選手も22歳、酒井高徳選手が19歳というようにサッカー選手は結婚が早いと言われています。
実は、堂安律選手は2017年4月に彼女の存在が明らかになっています。
堂安律選手の彼女の名前は「まゆ」さんというそうで、堂安律選手がプライベート用のSNSのアカウントと間違い、公式のSNSに彼女とのツーショット写真を誤爆してしまったことで彼女が発覚。
すぐにSNSから写真を削除しましたが、時すでに遅し・・・色々なまとめサイトに拡散され現在でもその写真は見られる状態です。
まゆさんは目が大きく非常に可愛い女性ですね。
ネット上で、「堂安オウンゴール決めたのか」「かわいいじゃないかくそー幸せにな」などと誤爆したことをいじられまくったのが影響したのか、これ以降は彼女を公開していないようです。そもそも最初から公開する予定ではなかったんでしょうが(笑)。
オランダの放送局に取材された際、彼女の存在を明かしたそうで、現在は一緒に暮らし食事の世話をしてくれているそうです。
ただ、結婚しているかは明らかにしていません。
現在の彼女がまゆさんなのかは分かりませんが、オランダで一緒に暮らしているという彼女と結婚される日も近いのではないでしょうか?
・上手いと勘違い…?
堂安律選手は、2017年5月27日のU-20イタリア戦で2得点を挙げて、日本の決勝トーナメント進出に貢献した際にFIFA公式ツイッターで「日本のメッシ」と紹介され、海外のメディアからも、そういった呼ばれ方をしていますが、最近の評価は少し落ち着いたようです。
特に日本代表の試合では厳しい評価を下されることが多く感じます。
「堂安自分自身のこと抜けるドリブラーと勘違いしてそうだよな」
「堂安正直J1上位あたりではスタメンなるの難しいと思う」
「堂安はまわりと合わないとかじゃなくて、悪くなってるよ。
できてたことができなくなってる。一番代表的なのはファーストタッチをやたら近くに置くこと。いいときはタッチを相手の重心と逆において外せたところから左右にふりまわせてた。これ向こうで監督かアシスタントになんか余計なこと言われたな。」
「堂安はオランダの地元紙の年間ワーストイレブンに選ばれてるから。そんな選手がA代表に選ばれるどころか不動のスタメンになれる日本の層の薄さを嘆くしかないね」
「まあ若いアタッカーやドリブラーは必ず壁にぶち当たる時期がくる。今は堂安や安部がそんなかんじにみえる。ここを乗り越えられるかもしれないし乗り越えられないかもしれないし」
「新人一年目くらいまでは上手くドリブルできても二年目三年目になるとドリブルのコースや癖もばれてきちゃうもんな」
「堂安は左サイドからのクロスに合わせられるようになると
もう少し相手の警戒がカットイン以外のプレーに分散するんだがなあ。本田はそれができた。だからもっさりな切り返しでもプレーの賞味期限が持続した。」
このコメントは、2019年6月9日に行われたエルサルバドル戦後のものなんですが、かなり堂安律選手は酷評されていますね。
堂安律選手は、(メッシレベルに)上手いと勘違いしたというわけではないでしょうが、オランダでのプレーで悪い癖がついてしまった、壁にぶち当たっていると判断しているファンがいました。
また、久保建英選手の存在も堂安律選手に批判が集まる原因になっているようです。
「日本のメッシ」と言えば、久保建英選手を思い浮かべる人も多いと思いますが、マスコミは久保建英選手だけが将来の日本サッカー界を背負っていると言わんばかりに猛プッシュしており、ポジションの被る堂安律選手をやや下げた表現をすることが目立っている気がします。
10月15日に行われたタジキスタン戦後の記事には、「4-4-2の右サイドハーフを務めた堂安の起用法。」
「大きな違いを作り出したかと言えばそうではない彼を交代させずに最後まで引っ張る必要はあったのか。」
「南野の2ゴールで2-0となった段階で、その堂安に代えて久保、もしくはモンゴル戦で3アシストした伊東を投入してもよかったのではないか。」
「もちろんこれは結果論ではあるが、モンゴル戦を含めて久保の起用法にも疑問は残った。」
「使われたのは、タジキスタン戦の5分間程度。これではアピールするのも難しい」と、久保建英選手をもっと出せという記事が結構あったように感じました。
バルセロナのカンテラ出身で、レアル・マドリード(マヨルカへレンタル)に所属しているなんて、サッカー漫画の主人公のような経歴ですから期待されるのはしょうがないのですが、堂安律選手もビッグクラブへのステップアップとして有名なPSVに所属しているわけですし、もっと評価してあげてもいいのではないでしょうか?
・海外の反応は悪い…?
日本では厳しい評価が目立っている堂安律選手ですが、海外のサポーターからはどのように思われているのでしょうか?
今年、PSVにスアレスやロッベンよりも高額な移籍金で移籍した堂安律選手ですが、PSVのサポーターやライバルクラブのサポーターからはどんな反応があったのでしょうか?
・PSVのサポーター
「これは本当に良い補強だ」
「これで今年の優勝争いはまた本当に熾烈になると思う」
「堂安はうちが必要としていたタイプにマッチする。彼に十分な実力があるか100%確信は持てないが、どうなるか見てみよう」
「堂安は最低でもクオリティーの高いサブになる。成長してスタメン以上になるポテンシャルは間違いなくあるよ。PSVにとって素晴らしい買い物だ」
「数年前、俺は本田がPSVに来ることを望んでいたんだ。堂安律は良い補強だ。PSV、よくやった!」
「ようこそ! ロッベンやファンダイクの歩んだ道をたどって欲しい」
・アヤックスのサポーター
「めっちゃ嫉妬するわ、PSVよくやったね。堂安が本当に憎いわ」「堂安はより支配できるチームでプレーすることで大きく恩恵を受けると思う」
・フローニンゲンのサポーター
「堂安、いろいろありがとう!PSVは驚異的な選手を獲得したよ。彼を大切にしてくれよな!」
上記のコメントはすべてPSVへの移籍が決まった時のものです。
現在、アヤックスと勝ち点23で並び首位を争っておりチーム状態は良いのですが、堂安律選手の起用方法は途中出場がほとんど。
10分で(ゴールという分かりやすい)結果を出すのは難しいですが、試合を勝ったまま終わらすのも堂安律選手の仕事なんでしょう。
ロッベン選手やファンダイク選手のようにビッグクラブに移籍するような選手になって欲しいというPSVのサポーターもいますが、まずはPSVでレギュラーを取れるように頑張ってもらいたいです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。